家系図探究エピソード集

系図探求エピソード集

系図探求に関する皆様の体験談を掲載したいと考えております。皆様の系図探求にまつわるエピソードを教えてください。

 

北海道のAさんから体験談の投稿を頂きましたので、掲載致します。尚、文中の人物名はすべて匿名に代えさせて頂きました。

 

 

系図旅行の味わい
系図に興味を持ち始めましたのは、学生のころからで、先祖の系図を調べている友人に、調べ方を教わり、役場から謄本を取り寄せることにより、一つ一つ上の代の先祖にさかのぼり、調べていきました。自分から数えて3代くらいまでは北海道の役場から取り寄せていましたが、その後は、ほとんど本州の役場に取り寄せることになりました。役場に、もう記録が残っていませんと言われるまで請求し続け、自分から数えて、5代から7代くらいまで名前がわかりました。
今から8年前、妻と私は一人でも多くの先祖を探すために、本州に自家用車で行くことを決めました。先祖が昔住んでいた土地に親戚がいるのでは、と思い、謄本に書いてある本籍を現在の地名で探し、釧路図書館においてある全国電話帳を見ながら、同じ姓の方を何件かしぼって電話をしました。「私は先祖の系図を調べているものですが、大変失礼ですがご先祖の方に○○○○○さんという方はいらっしゃいませんか。」数件の電話の後に、「いました。」という家があり、今度そちらの方にいきたいのですが、といいましたら、「来てください」との快い返事を受けました。
その夏に、私は学校の教員をしていますので夏休みを利用して16日間に家内と私の先祖の地を訪ね、青森、秋田、石川、富山、長野、福島、そしてもう一度秋田にもどり、北海道に帰ってから厚岸、浜中と移動し、親戚や役場や寺を訪れました。
電話で訪問を約束できたのは石川県と富山県の遠い親戚の方でした。石川県では宇ノ気町というところのAさんとNさんという方に会い、お互いの持っている謄本を照らし合わせ、同じ先祖がいるのを確認して親戚であることを確認できました。和やかな時間を過ごしました。またAさんは中学校の校長先生を退職されてその町の町史の編纂にたずさわっていました。彼は私に「あなたの先祖がここに書かれているよ」と言い、当時のこの場所に住んでいた人の名簿が町史の中にあり、それには前田藩の士族であり、北海道厚岸に移住し、石川県で行っていた投網技術を使って漁業を発展させたとの記述がありました。
その日は、親戚のNさんにその町で有名な寿司屋に連れて行ってもらい、夜は泊めていただきおみやげもたくさんもらいました。Nさんのもっていた謄本やその家にあった戒名をコピーさせてもらい、たくさんの記録を手にすることができましたその翌日は富山県に行き、それは私の父方の祖母の先祖の土地でした。同じように謄本を照らし合わせて親戚であることを確認し、Iさんの家にある過去帳をコピーさせていただきました。名前の知らないたくさんの人がそこに書いてあり、つながりあることを知りました。
今回の系図旅行での収穫は、こうした親戚との交わりだけでなく、郵送ではもうありませんと言われていた記録が現地の役場の窓口で請求したらあった、ということでした。福島県を訪れたときのことです。そこは妻の先祖の土地でした。旅行の日程がずれ込んでいたのでそこは省略して次の土地を目指そうかと、その夜、話して休みました。しかし、翌朝になってから、やはり行かなければならないという気持ちになり、妻と一致して車を走らせました。福島県浪江町役場に着き、ある先祖の謄本を請求しましたら、ありました。喜んで玄関を出ようとしたら、もしかしたらこのもう一代上の先祖の記録があるかもしれないと思い、引き返して請求しました。するとありました。そこで本当によかった思い帰ろうと玄関まで行くと、まだあるのでは、という気持ちが入ってきて、もう一度引き返して請求してみました。するとあったのです。1通取る予定が3通も取れて大喜びで役場を出ました。
今回の系図旅行では多くの役場を訪ねました。そして自分の直系の謄本やその親戚が載っている謄本も手にすることができました。その土地を訪問して帰ってきて思うことは、先祖の方々は、自分たちを見つけてほしい、探し出してほしいと願っているかのように感じ、実際多くの人たちを見つけ出すことができました。
系図旅行はお金がかかり、予想もしないハプニングが起こったりしました。道に迷ったり、車をこすったり、財布を落としたり、買って間もないビデオカメラを残りの旅費と謄本代にしたり、ワゴン車の中で数日寝たり、いろいろなことがありました。(財布は石川県の警察の方から中味がそのままでの送ってくれました。)その中でも先祖の多くの記録を手にし、宝物を得たかのような経験でした。
私達はまだ見つけていない先祖がいると信じ、また、機会を見つけて先祖探しの旅を行いたいと思っています。これで私の経験談を終わります。

 

持ち物
現金、車、ふとん、毛布、ビデオカメラ、戸籍謄本、地図、みやげ、その他(着がえなど)

 

 

北海道O氏のルーツ探しの旅
戸籍謄本などを取り寄せて自分の先祖に関する情報を調べ行く内に、いつか先祖の住んでいた地を訪れて自分の足で歩いてみたいと思って。おりました。数年前その夢を実現することができました。私の先祖は曾祖父の時代に山形県から北海道の上川郡屈足村(現在の新得町)に開拓に入りました。その後北海道内の数カ所を移動し、私の父の代に北海道釧路に定住しました。
だれしも自分の先祖がどんな所に住んでいてどういう人物でのかとても興味のあることではないでしょうか。ある日はその計画を実行に移しました。誰も知り合いのいないのでその地に足を運んでも全くどうなるか分かりませんでした。しかし、実際にその地を訪れてみますと人々はみんな親切で私が「先祖のルーツを探しているんです。」と言って、自分が調べた今まで調べた先祖の系図を見せると、「遠くからご苦労様だね」と言ってくれる人がほとんどでした。何人かの人に尋ねると、私の先祖の子孫がまだ健在であることが分かり、その家の場所も教えていただきました。そこのお宅に行くと大歓迎されて昼食などご馳走していただきました。先祖代々のお墓、私の知らない先祖に関する様々なエピソードを知ることができました。山形県東根市の皆さんありがとうございました。